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二十四の瞳

評価:
松竹ホームビデオ
コメント:デジタルの技術で様々な経年劣化を元の美しさに戻すというデジタルリマスター。名画が復活するのはうれしい限りだ。

写真で紹介されているDVDは2007年に作られたデジタルリマスター版。私が見たのは、NHK-BSでこの4月に放送されたもの。これが同一のものかどうかは不明だが、見事な復元だ。
私は53歳。私が生まれる3年前に作られた映画だが、この映画には、私の知っている昭和がまぎれもなく映りこんでいて、懐かしい。
ビデオなどでノスタルジックな加工にする際、わざわざフィルムに雨がふったような傷をつけて処理することがあるが、私の記憶にある昭和には、むろんそんな雨などなく、美しい空があり、でこぼこだらけの道がある。
私の育った時代は、まぎれもなく映画「オールウェイズ」の戦後時代だが、育った土地が田舎だったためか、舗装されていない道をバスが走る光景など、戦前から戦後すぐが映りこんでいるこの映画「二十四の瞳」の方が近い印象だ。

かつて日本は、こんなにも美しかった。そして見事に何もなく、また、こんなにも理不尽だった。こんなにも悲しかった。でもだからこそか、こんなにも人の「恩」や「情け」に敏感だった。
木下恵介監督は、その情景と人々の有り様をロングの映像を中心に静かにじっくり見せ付ける。

さて、現代。様々な法によって、教育環境は整ってきた。自由も手に入った。堂々と戦争反対と唱えることも叶うようになった。
しかし、一人ひとりの生きて行こうとする力はどうだろう。たくましさはどうだろう。

モノクロなのに、ラストシーンの雨上がりの青空が妙にまぶしかった。

1954・松竹大船
監督:木下恵介
原作:壷井 栄
脚色:木下恵介
撮影:楠田浩之
音楽:木下忠司

出演:高峰秀子(大石先生)、田村高廣(岡田磯吉)、月丘夢路(香川マスノ)、井川邦子(マツエ)、清川虹子、笠智衆、浦辺粂子、浪花千栄子ほか





at 16:13, eegana, この映画ええがな

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